評論・文学研究

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神曲〈1〉地獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
言わずと知れたダンテ作『神曲』。本文庫はその第一部となる地獄編である。 物語の筋としては、森に迷ったダンテがウェルギリウスをガイドに地獄を見て回り、今後煉獄と天国へも行く予定、 というただそれだけの......
神曲〈2〉煉獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
地獄とは打って変わって、煉獄の旅の幕開きはのどかである。山裾では窪地に花が咲き、生前、敵対した者同士が共に息子の不肖を嘆き、歌を唱和する光景も見られる。 が、ペテロの門に至るや状況は一転、浄罪の行......
神曲〈3〉天国篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
あらゆるスピリチュアルな本をよみ瞑想や祈りを続け、それでも愛ってなに?神って何?とまだ自分が2つに分かれていたときに読み、ようやく自分がひとつになれた本でした。天国編は、私の場合ですが、涙がとまりま......
薔薇の名前〈上〉
20年くらい前に見たショーン・コネリーの映画が印象的で、いつか文庫化されたら買うぞと思っていた本です。 遂に文庫化されないまま、図書館で借りました。 先日1000ページ以上の本を読んだばかりですが......
薔薇の名前〈下〉
エーコが見事に展開するこの作品で言いたい事は世界というのはとある規則と法則によって成立しておりその鍵が分かれば解けない物は無い。しかし世界という物を既に出来上がった物として認識する多くの人間はいつの......
神曲 上 岩波文庫 赤 701-1
無信仰、色欲、暴食、過度の蓄え、浪費、憤怒、異端、殺傷、侮辱、汚職、偽善、詐欺、裏切り。ダンテが、十の地獄と各々の罪で堕ちた人々を巡り歩きます。キリスト教の倫理観を知ると同時に、色々な文学に登場す......
見えない都市 (河出文庫)
散文詩と都市論の融合したような小説です。 マルコ・ポーロは過去・未来・現在に浮かんでは消えていく諸都市の見聞をフビライ汗に語ります。 マルコ・ポーロとフビライ汗の対話によって枠物語となっていますが......
フーコーの振り子〈下〉 (文春文庫)
本作は神秘主義やオカルト学に単純に怖いものみたさや興味本位で手を出す人には向いていない。作中でふんだんに語られる、その手の話は面白いのだが、作者が言おうとしている事はそういう物は全て幻だという事なの......
フーコーの振り子〈上〉 (文春文庫)
「薔薇の名前」がとても好きなので、文庫化された時にすぐに買って読み始めた物の・・・とても読みにくかったです。 理由はただ一つ、訳が問題なのです。 他の方もレビューに書かれていますが、普通ならあり得な......
柔かい月 (河出文庫)
復刊前はプレミア価格で取引されていた幻の名作。 まずイタロ・カルヴィーノはイタリアの前衛作家であり、イタリアの教科書にも 掲載されるなど国民的な作家です。 カルヴィーノの特徴として前衛的な小説、そ......
レ・コスミコミケ ハヤカワepi文庫
まったく持って個人的な話。『月ってのは、地球の双子なの』とか言う言葉を聞くと虫酸が走ってしまう。『星の光って、今から何百年も前のものが地球に降り注いで・・・』気味が悪いと、そう思ってしまう人間です......
インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
だいぶ前に初めて読んだ時は、 謎めいた暗示やイメージに満ちてはいるものの、 思わせぶりなだけでとくに何かが起こるというわけでもない、 短くて軽い小説としか思わなかったような覚えがあるが、 今回、何度......
溺れるものと救われるもの
アウシュビッツに象徴される現代性は、いまここを生きる僕達を強く強く押さえ込んでいるのではないか? そうした意味で、目的への合理性を究極に追求したアウシュビッツの「工場」は僕の隣に建っている。 もち......
猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)
クスリと笑いながら、身につまされる…少々(かなり?)キツめにスパイスを効かせた、大人向けのスウィーツ詰合せ、といったところか。 荒唐無稽というか奇想天外というか…豊かな想像力と、自由自在なナンセ......
冬の夜ひとりの旅人が (ちくま文庫)
読み手自身であるところの「男性読者」がカルヴィーノの新作小説『冬の夜ひとりの旅人が』を読みはじめると、突然その本が製本不良で途切れてしまう。交換してもらった本を読もうとするとまたそれが全く違った小......
デカメロン〈上〉 (講談社文芸文庫)
14世紀中頃、フィレンツェで流行したペストから身を守るため、近郊の別荘に避難した高貴な男女10名が、一夜に全員一話づつ合計100の秘話を語るという体裁の作品。この「百物語」を「デカメロン」と呼ぶらし......
神曲
無信仰、色欲、暴食、過度の蓄え、浪費、憤怒、異端、殺傷、侮辱、汚職、偽善、詐欺、裏切り。ダンテが、十の地獄と各々の罪で堕ちた人々を巡り歩きます。キリスト教の倫理観を知ると同時に、色々な文学に登場す......
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
最終巻の一歩手前。 ヴォルデモート卿の復活が公にされ、世界の状況はますます暗くなりますが、 この巻では、ハリーの物語は学校内に戻り、たんたんと進んでいきます。 薬学の授業でハリーがハーマイオニーを......
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
文句なし、クリスティの最高傑作。 「アクロイド」や「オリエント急行」は正直ズルイと思うが、本作は、とにかくわけわからないまま、圧倒的なサスペンスで最後まで引っ張ってゆく。動機の「いくらなんでも」ぶり......
ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
『読み易さ』。とにかく読み易く、あまり本を読まないという10代後半の学生さんには是非とも一度は読んでほしい。難しい言葉も使われていない為、無駄に頭を使うことなくすんなりとストーリーにワープすることが......
ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス
内容はともかく、翻訳のかんけいからか読みにくいです。ストーリー仕立てだから無駄な話しも多い。TOCの考えを思考プロセスに展開しています。 前作にも仄見えていましたが、 ここでまとまったということで......
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
私は、村上訳シリーズ(?)を読みました。出版順ではなくて 「ロング・グッドバイ」「ティファニーで朝食を」に続いて三冊目です。 フィッツジェラルドを初めて読むわたしにとって、彼特有の秀逸な言い回しに......
結婚の謎(ミステリー)
ベストセラー作家の勝間和代さんの2冊で、おすすめ書籍として紹介されていたので、 読んでみました。 著者はアメリカの精神科医が書いたもので、そこに夫婦生活に悩みをかかえた人が来るという話です。 結婚......
普及版 モー先生との火曜日
著者のミッチ・アルボム氏はブランダイズ大学を経て、コロンビア大学大学院でジャーナリズムを専攻した、人気のスポーツ・コラムニストである。 ある時、大学時代の恩師である、モリー・シュワルツ先生を偶然テ......
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)
1巻から流れるように読んでいたのに、この巻に来ていきなりスピードダウン。この巻では、思春期、成長期のゆれる心理状態や、安全地帯だったはずのホグワーツという環境が目まぐるしく変わる中で一生懸命にもがき......
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)
報道番組を事実のように観るのは愚かだ。 それは悲劇のほんの一場面を切り取っているに過ぎない。 ジム・ロジャーズのように世界中を旅して 自分の目で物事を見てみないことには本当のことはわからない。 とは......
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
小説形式で、プロジェクトがなぜ締め切りどおりに進まないのか、対処はどうしたらいいのかを教えてくれる良書。TOCに興味がある人にはお勧めの本。 MBAの授業形式をとっているので、MBAを持たない僕にも......
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 携帯版
なんといっても、アズカバンの囚人では、 脱走犯にハリーが命を狙われているという話と、ハグリッドの魔法生物の話がメインです。 もちろんクディッチの優勝のゆくえも気になります。 それと、後半でハリーの......
隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
内容は陰湿で嫌〜な本ですが、とにかく読ませます。 本を読んでいるだけなのに、何故かこちらまで罪悪感が溢れてきます。 これを読んだ後には姉妹作(?)の「地下室の箱」をどうぞ!怖い怖すぎる・・・ 読み......
冷血 (新潮文庫)
1959年11月15日深更、カンザスの片田舎で起きた一家四人惨殺事件。事件発生以前から犯人の絞首刑までを綿密に再現したノンフィクション・ノヴェルである。 1965年に発表された作品だが、カポーティは......
銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)
日本では絶版になっていたのでまず原作(英語版)を読み、もっと知りたくて再び出版された翻訳版も買いました。 いきなりの序盤からもう面白い。あれこれナンダカンダと並べる暇もなく意味もなく地球が消滅して......
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
白痴の主人公が新しい脳外科手術により天才に変貌していく姿が描かれている.急速なスピードで知能が向上していくため,感情の成長が追い付かず,周囲の人との関係がうまくいかなくなる.白痴だったときには何も思......
十二番目の天使
私はこの本から多くの励ましの言葉をもらいました。 その言葉は手帳にメモしてあり、今でも読み返すことがあります。 日本人は宗教を超えて、自分にあったものは素直に取り入れることができます。 キリスト教徒......
ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)
4巻から上下巻なんですよね。 4巻は、楽しい中にも、ヒタヒタと迫る「あの人」の影がちらついて だんだんストーリーに暗い部分が濃くなってきます。 リータ・スキーターの嫌味っぷりにはうんざりしました、 ......
リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)
人間には制御できるはずのない現象を 如何に人間に知覚可能で、再現可能な理論とするか、 あるいは、制御できるはずのない現象を、 如何に人間に知覚可能で、再現可能な標準とするか、 こうした近代科学を......
リプレイ (新潮文庫)
翻訳の日本語は綺麗じゃないのであまり好まないのですが、 昔SF好きの父の猛烈な勧めに負けて読みました。 なんとも壮大なテーマ。 ラストは目を見張り息を止めたような状態で一気に読み、 読後には〜っと深......
図解 クトゥルフ神話 (F‐Files No.002) (F‐Files)
クトゥルー神話の世界を一冊の本に凝縮することがどんなに難解なことなのかを本作を読んで感じました。 もっと論理的に明証してほしい箇所が、虚実織り交ぜて中途半端に語られていた辺りが残念で、物足りないと感......
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
宝物を探しに行く少年の話。この少年に自分を投影して読み進めた。 人間とは世界とは何かを改めて考えさせらる。自分の夢を追って一生懸命に生きていきたいと思い起こす事ができそう。仏教徒の私だが共......
百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))
レビューに触発されて買ってしまいましたが、なるほどこれは確かにすごい。 文学、音楽、絵画、映画、建築…とあらゆる芸術体系がありますが、この作品は「文学が可能な芸術表現の極み」に達しています。文学って......
Good Luck
遅ればせながら読みました。 …………絶句です。何でこれで感動できるんですか? 幸運のチャンスは万人に平等に与えられている。 幸運を掴むには、運任せではダメであり、 来るべき時に備えて努力して準備し......
ピエドラ川のほとりで私は泣いた (角川文庫)
コエーリョの本は結構読みましたが、これが一番読みやすかったです。確かに宗教色は強いですが、人生の基本的な部分に触れている良い作品だと思います。人は生活の中でいろいろなことに遭遇し悩みます。でも多くの......
予告された殺人の記録 (新潮文庫)
村をあげての婚礼のどんちゃん騒ぎの翌朝、十分に予告され、誰もが知っていたにもかかわらず、花嫁の身内によってサンチアゴ・ナサールが惨殺されることを誰も止められなかった。 その事のあらましを、様々な村人......
エレンディラ (ちくま文庫)
凄い小説。既に映画(1983)化されている。VHSも以前売られていたが、いまや中古品も見つからない。最近、蜷川の舞台も上演され話題にもなったのに、あの幻想的な美しい映画がDVD化されないのは、何故だ......
伝奇集 (岩波文庫)
何度となく読み返した短編集。今までにこれだけ私に影響を 与えた小説はあったかろうか? この小説は未来をも予見した1冊とも言えます。 「バベルの図書館」は現在Googleが行なっているミリオンズ ブ......
星の巡礼 (角川文庫)
「すべてのことは必然である」 人が夢を追い求めるとき、夢に向かっての道が開かれる。その道中にある全てのもが自分を支援してくれる。その声に耳を傾け心を通わせることが大切だ・・・ 少し宗教色が強い1冊......
悪魔の涎・追い求める男 他八篇―コルタサル短篇集 (岩波文庫)
つい1週間ほど前読売新聞紙上でこの作家の名前を初めて知った。それで借りて読んだのです。ベルギー生まれでアルゼンチン人、expatriotとしてフランスで客死。おいたち身の上が興味深く、その上作品の......
ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)
「ベロニカは死ぬことにした」タイトルからしてショッキングです。でも妙に心惹かれるものがあり手に取りました。 舞台は「狂人」たちが集まる精神病院の中。睡眠薬を飲んで自殺を試みて運ばれたうら若き女性が......
コレラの時代の愛 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1985))
「51年9ヶ月と4日、男は女を待ち続けていた・・・。」 こんなキャッチ・コピーが踊っている本を手にした。 そこに書かれていたのは、「永遠の愛」とも言うべきもの。 それは、ファンタジーの世界と......
11分間 (角川文庫)
読み終えて面白いな、と感じたのは、訳者が違っても作品が違っても、「ああ、パウロ・コエーリョだ」と嗅ぎ取れるということ。話の展開、登場人物たちはやはり同じ腹(作者)から生まれたものと解る。 難をいえ......
モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)
有名なチェ・ゲバラが23歳のころにした南米旅行の記録です。自分も23歳、医学生なもので、いろいろな思いを投影しながら読み込んでしまいました。「水曜どうでしょう」や「電波少年」のようなノリで旅に繰り出......
ドン・キホーテ〈前篇1〉 (岩波文庫)
騎士道物語への熱狂の果て、ついに遍歴の旅へと飛び出した男の記録。 この男にかかれば、貧弱なロバはたちまち稀代の名馬へと生まれ変わり、風車は巨悪の 象徴に……。この物語を単なる珍道中と読み解くのは......
アルケミスト―夢を旅した少年
宝物を探しに行く少年の話。この少年に自分を投影して読み進めた。 人間とは世界とは何かを改めて考えさせらる。自分の夢を追って一生懸命に生きていきたいと思い起こす事ができそう。仏教徒の私だが共......
第五の山 (角川文庫)
宗教色が強いので初めは取っつきにくいかもしれないが、本書の中で語られる人生についての数々の知恵は素晴らしい。自ら選ぶのか、そう運命づけられるのかはわかりませんが、氣づき学ぶために、自ら乗り越えられ......
ドン・キホーテ〈前篇2〉 (岩波文庫)
騎士道物語への熱狂の果て、ついに遍歴の旅へと飛び出した男の記録。 この男にかかれば、貧弱なロバはたちまち稀代の名馬へと生まれ変わり、風車は巨悪の 象徴に……。この物語を単なる珍道中と読み解くのは......
砂の本 (集英社文庫)
ボルヘスの円熟期の短編集です。 まずタイトルの「砂の本」。読んだ後、頁を閉じてまた開くと新しい頁が 増えている。まるでwikipediaじゃないか! 初めて本書を読んだ頃はまだネットも始めていなか......
アルケミスト (海外シリーズ)
欧米をはじめ世界でベストセラーとなった夢と勇気の物語。 と書いてあり、本屋で品数が減っていたので購入しました(減っているといいのだ!売れているんだ!と勝手に解釈) 結果。うーん、宗教概念がかなり......
風の影〈上〉 (集英社文庫)
霧のバルセロナの雰囲気が、まるでそこにいるように感じられる。圧倒的なストーリーの面白さ。2つの時代が互いに交錯し、いろんな予想をうれしく裏切るラストシーン。これまで読んだなかで最も面白かったいえる小......
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
宝物を探しに行く少年の話。この少年に自分を投影して読み進めた。 人間とは世界とは何かを改めて考えさせらる。自分の夢を追って一生懸命に生きていきたいと思い起こす事ができそう。仏教徒の私だが共......
神曲〈1〉地獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
言わずと知れたダンテ作『神曲』。本文庫はその第一部となる地獄編である。 物語の筋としては、森に迷ったダンテがウェルギリウスをガイドに地獄を見て回り、今後煉獄と天国へも行く予定、 というただそれだけの......
アンネの日記 (文春文庫)
第二次世界大戦時のドイツの愚行を記した資料は数多く存在するが、本書はそのなかでも一人の純真で知的な少女の手記から当時を垣間みることが出来る。主観的な物の方や個人的な体験等の記述も多く見られるが、それ......
北欧神話 (岩波少年文庫)
世界の神話に興味がありまして、北欧神話はこの本にしました。初心者に分かりやすくよかったです。神話は文学本など読んでいても結構出てきがちなので知っていて損はなしですね。北欧神話を初めて読む人におすすめ......
エレンディラ (ちくま文庫)
凄い小説。既に映画(1983)化されている。VHSも以前売られていたが、いまや中古品も見つからない。最近、蜷川の舞台も上演され話題にもなったのに、あの幻想的な美しい映画がDVD化されないのは、何故だ......
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
第二次世界大戦のさなか、都市から田舎の小村に疎開した双子の男の子が、祖母である老婆と暮らすことになる。そして老婆と子供の心の交流が始まる、などというありがちな展開は全くなく、双子は性悪の老婆に奴隷の......
神曲〈2〉煉獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
地獄とは打って変わって、煉獄の旅の幕開きはのどかである。山裾では窪地に花が咲き、生前、敵対した者同士が共に息子の不肖を嘆き、歌を唱和する光景も見られる。 が、ペテロの門に至るや状況は一転、浄罪の行......
イソップ寓話集 (岩波文庫)
現代を生きる私たちにも、充分に当てはまる人生の教訓が寓話を通して書かれています。 全部で471の寓話が収録されており、中には似たような話もいくつかありますが、 1つ1つのストーリーは、長いものでも6......
絵のない絵本 (新潮文庫)
裸の王様、人魚姫、マッチ売りの少女などの童話で有名なアンデルセンの作品。 月が画家に語りかけるという形式の千夜一夜的な大変薄い短編集。 一短編は2〜4ページぐらいで、月が見たいろいろな時代のいろいろ......
神曲〈3〉天国篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
あらゆるスピリチュアルな本をよみ瞑想や祈りを続け、それでも愛ってなに?神って何?とまだ自分が2つに分かれていたときに読み、ようやく自分がひとつになれた本でした。天国編は、私の場合ですが、涙がとまりま......
ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
前半部分の西洋哲学の歴史が延々と語られる部分は、正直退屈です。 (私も一度はこの部分で読むのを止めてしまいました。) そこを乗り越え、後半のストーリ展開にのめり込めば込むほど、クライマックスが驚きに......
ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)
紀元前のギリシアを舞台にしているにもかかわらずほとんど違和感なく楽しめる。ただ,オデュッセイアの不在中にペネロペイアの求婚者たちがオデュッセイアの家でさんざん飲み食いするという状況がなぜ発生するのか......
ムーミン谷の名言集―パンケーキにすわりこんでもいいの?
「ヘムレンさんは、服を着るのもぬぐのも、好きではありませんでした。(今日がすぎていく・・・。また、なんにもおこらなかったなあ)って、あらためて思い知らされるからなんです。」私にも時々ヘムレンさんの気......
薔薇の名前〈上〉
もう語り尽くされているので、簡潔に。 何度読んでも面白い本、というのは実に貴重だ。そうそうめぐり合えるものではない。読む年齢によって、知識が増える分、また感想も違ってくるが、面白いことには変わり......
イリアス〈上〉 (岩波文庫)
文学全集の第1巻はホメロスであることが多いが、現在の文学という概念で捉えられない幅広さがある、と思う。トロイア戦争の最後の数十日に的を絞って画き切った戦記だが、シュリーマンが実際にあったのだと信じて......
薔薇の名前〈下〉
エーコが見事に展開するこの作品で言いたい事は世界というのはとある規則と法則によって成立しておりその鍵が分かれば解けない物は無い。しかし世界という物を既に出来上がった物として認識する多くの人間はいつの......
ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)
紀元前のギリシアを舞台にしているにもかかわらずほとんど違和感なく楽しめる。ただ,オデュッセイアの不在中にペネロペイアの求婚者たちがオデュッセイアの家でさんざん飲み食いするという状況がなぜ発生するのか......
やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))
大自然の中でのびのびと遊ぶ!遊ぶ!遊ぶ! 事件も無く淡々とつづられていく話ですが、 読了して幸せな気持ちになりました。 子供ってこうあるべきですよね! ちょっと昔の北欧の田舎の暮らしぶりというのも......
生かされて。
1994年20世紀末。ルワンダでフツ族によるツチ族の大量虐殺があったのはご存知でしょうか?わかるだけでも100万人がナタなどで殺されました。国連軍やフランス軍が介入したものの平和維持という役割で統制......
星の王子さま (新潮文庫)
読み易い訳が素敵。 28歳にして初めて読んだのだが、最初の感想は、子供が読んで理解できるのであろうかという点。 「目に見えない、けれど大切なこと」は、何となく解っていてもおいそれと口にできるほど確か......
文体練習
嵐の松潤がある雑誌にこの本について話しているのを目にし興味を持ちました一つの出来事を99通りの書き方で見事に表現していました。関西弁バージョン等もあり、同じ出来事を様々な手法で表現する奥深さを感じま......
オペラ座の怪人 (角川文庫)
ミステリーとしても、ラブロマンスとしても、欠点はあるものの、読みごたえのある作品。 ホラーとしては、「怪奇ロマン」というジャンルらしいが、現代の我々の目には「B級」と映ってしまうかも。 また、解......
地獄の季節 (岩波文庫)
言語による、世界の破壊、再構築。 意味はわからなくても、ドカーンとぶつかってくるような言葉が必ずあります。 打ちのめされてください。10代の天才詩人 アルチュール・ランボー 1870年16歳でこの......
ハロウィーンってなぁに? (はじめてBOOK) (はじめてBOOK)
毎年、秋にはハロウィーンの絵本がでてくるが、本書はそのものズバリ、 ハロウィーンについて解説してくれる作品だ。 全体の構成は、魔女のこどもビビがおばあちゃんから教えてもらうという物語仕立て になっ......
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)
日本では「巌窟王」の名で知られる「モンテクリスト伯」。多くの人に知られる究極の復讐劇。 その魅力は、何といってもモンテクリスト伯の人柄にあります。想像を絶する圧倒的な財力に泰然自若とした態度......
ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)
著者の前作「悪童日記」の結末の直後から始まる正に続編。訪る人も限られた活気のない国境の町で、淡く静かな物語が綴られていきます。 戦争は終ったが結局支配者が入れ替わっただけ、さらに混乱期にあった密か......
モンテ・クリスト伯〈7〉 (岩波文庫)
先程7巻を読み終えまして、興奮して眠れずにいます(笑)エディターレビューにもあるように、確かに『出来すぎ』な所もあった(というか、出来すぎだ)けれど、小説なんてみんなそんなもんでしょう。その出来すぎ......
ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫)
内容のすごさはいまさら言うまでもないのだが、翻訳が悪い。角川文庫の吉川浩訳と読み比べると、冗長で味消しの部分が多く、魅力を損ねている。こっちのほうがメジャーなのだろうが、ファンならずとも、角川文庫の......
ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)
本書を読むことで得られるのは,ファンタジーを楽しむ,というのではなく,自分自身を振り返る,という少々苦い体験ではあるまいか.とくに「影との戦い」は,この点,多くの人の共感を得そうである.「少々苦い体......
モンテ・クリスト伯〈6〉 (岩波文庫)
この巻でじっくりと時間をかけて読者を巻き込んできた物語は一気にクライマックスへ向けて走り出します。アンドレアの罠にはめられ、モンテクリスト伯爵邸へ乗り込んだカドルッス。彼は死に際して、何を見、何を考......
遙かなる航跡
日本人が読むということを意識して意図的にエキゾチックなスタイルの翻訳にしたのか そうでないのにこのようにってしまったのかどちらなのかわかりにくい。 読んでいて、てにをはにひっかかり、内容が つるりと......
モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)
前巻の最後でダンテスは、ここから先は冷酷な復讐の鬼「モンテクリスト伯爵」と、なることを誓うわけですが、この巻はそこから数年後、伯爵がゆっくりと復讐の準備を行い、周囲のヒトにはそのような気配も見せず、......
星の王子さま (集英社文庫) (集英社文庫)
星の王子さまという題名はよく聞いていたがこの歳になるまで一度も読んだことがなかった。 持っている人から「よく分からない本」という感想を受け貸してもらい読んだ。 読んだ感想としてはとらえどころのない、......
ゲド戦記 3 さいはての島へ (ソフトカバー版)
ゲド戦記五作の中で最高の出来です グインは感情を抑えて淡淡と話を展開します 最後にクモと戦って魔力を失います ラストがすばらしい 余韻に満ちています 書きすぎず それでいて書き足らないことも無い ......
うんちっち (わたしのえほん)
悪く言えば音の響きだけの本だといえます。でも、時と場合に左右されず、「うんちっち」という言葉しか話せないうさぎが繰り返す音の響きは子どもにとって一番の言語教育だと思います。意味があるようでない言葉、......
まってる。
いろいろな「まってる」場面が登場します。淡々と、ページに一言ずつ登場する「まってる」場面。 仲直りを。結ばれる日を。戦争が終わる日を。赤ちゃんを。再会を…。いろんな「まってる」が詰まっています。 ......
生活はアート (幻冬舎文庫)
ハードワークが続くと、眉間に皺が寄るし生活に楽しみや潤いがなくなってくる。食べ物も適当になるし、なにかにじっくりと取り組むというのもなくなる。ビリヤードをしたり、鉢植えを増やしたり、コーヒー店巡り......
モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)
この巻では、伯爵が復讐へむけて、着々と準備を進める様子が語られます。新たに登場する人物たちは伯爵の復讐とどのように結びつくのか?オートイユの邸宅での晩餐会に出席したヴィルフォールはそこで何を感じたの......
モンテ・クリスト伯〈2〉 (岩波文庫)
この巻では、ダンテスがいよいよ、財宝の眠る島「モンテ・クリスト」島に到達し、財宝を発見。メルセデスはじめ、父親の消息、そして自らを牢に追いやった者がだれかを実際に確認し、恩ある人々に報恩をいたします......
モモ (岩波少年文庫(127))
児童向けの本とあるが、大人が読んでも学ぶことが多い本だった。何のために時間があるのか、時間を節約することでいったい何を得るのか、1976年に発表された作品にも関わらずまさに現代社会が悩むべき病気をテ......
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
本書は、人びとから「人間らしい時間」を盗んでいく時間どろぼうから時間を取り返してくれた女の子、「モモ」の話である。対象年齢は小学5, 6年以上。児童書ではあるが、大人が読んでも読み応えがある。いや......
アイデア・ブック スウェーデン式
コンパクトな中に、アイデアのヒントがぎっしり詰まっています。 持ち運びにも便利。 行き詰ったときに繰り返し読みたくなります。 訳が上手なのかな、海外本にありがちな違和感のある言い回しもなくて、とって......
ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)
・元々ドイツに伝わるファウスト伝説をもとに書かれた作品。ファウストという名の錬金術師と占星家が実在したらしい。同一人物との説あり。この件は、本書の約40ページに及ぶ詳しい解説にも書かれている。 ・ゲ......
自閉症だったわたしへ (新潮文庫)
●専門家にとってさえ実態をつかむのが難な「自閉症」。ドナによる子供時代から現在にわたる「戦い」の歴史である本書により、その世界を「少しだけ」垣間見ることができる。 ・魔法の世界と「世の中と」 ・キャ......
アンネの日記 (文春文庫)
10代で読んだときは、最後まで読めませんでした。 悲しい物語を、読んで、自分が何もできないことを知って、途方に暮れていました。 完全版が出たこともあり、文庫にもなっているの、大人には手軽に読めるよう......
ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
鴎外の名訳があるというので、高校生時代にファウストに初挑戦したが、なにが面白いのかわからなかった。先生に話すと、受験とは関係ないなと言われた。大学生時代だったかに相良訳のファウストが岩波文庫で出たと......
ファウスト〈第二部〉 (岩波文庫)
(;'Д`)ハァハァ さあてファウスト第2部だが・・・ファウストに言いたいことがある・・・。週刊少年漫画板でも聞いたが・・・おまいの漫画は・・・漫画としての文法が成り立っていないそだ。本当にそうなの......
審判 (岩波文庫)
辻ヒカルという人の訳がすばらしい。 この訳者による本書を読んだ後では、 岩波から出ているカフカの他の作品(他の訳者)を 読む気にならなくなってしまうほどだ。 原文から見てどれくらい正確か、というのは......
ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
前半部分の西洋哲学の歴史が延々と語られる部分は、正直退屈です。 (私も一度はこの部分で読むのを止めてしまいました。) そこを乗り越え、後半のストーリ展開にのめり込めば込むほど、クライマックスが驚きに......
ファウスト〈第2部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
ファウストとメフィストの賭けは続く。といっても、舞台も時代も転々と移り、果ては神話の世界にまで至るから、筋を追うだけでは辛い上に勿体無い。 かつてゲーテが宮廷の要職を放り出してイタリア旅行に出てし......
本当は恐ろしいグリム童話 (WANIBUNKO)
扇情的な文句が踊るし、装丁はきれいでとっつきやすいし、絵がいっぱいだし売る戦略として立派だと思います。プロの業というかんじ。消費者心理をよくついているけど、(想定する)読者をナメているともいえる。普......
カフカ短篇集 (岩波文庫)
太宰治は、自身に〈コウモリ〉を感じていた。私は、鳥ではありませぬ、獣でもありませぬ、そんな文句を作品の中でつぶやいている。ところで童門冬二さんはどこかで、どなたかの評伝を書いておられた。確か、その......
朗読者 (新潮文庫)
読んで不愉快になりました。問題は文章量や時代背景の説明の有無ではないのです。対象とどれだけ真剣に向き合っているかなのです。この作者の書き振りからは誠実さがまるで感じられません。些細な事柄を扱った作品......
香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)
八世紀、偉人傑物が大挙し登場するパリの悪臭紛々たる中に生を受けたグルヌイユの匂いに魅せられた数奇な生涯を辿る物語。 とにかく匂いの描写が圧巻。 この物語の裏にして真の主役は匂いといっても過言じゃない......
リルケ詩集 (新潮文庫)
本作は自分にとって、バイロンほどの熱狂や情熱、シェリーほどの美しさを感じ取れるものではありませんでした。 訳が直訳過ぎるのか、独特なのか、或いはリルケ自身がそういった文体を用いているのか、 自分には......
ちいさなちいさな王様
子供の頃は誰もが知っていた想像することの楽しさやすばらしさを、ちいさなちいさな王様はもう一度思い出させてくれます。成長っていったいなんでしょうか。 大人になるって、どういう事なのでしょうか。 そ......
タイムマシン
最初に見たのが書店の専門書売場だったから、難しい本かと思っていたら、いわゆる児童文学。 率直な感想としては「もう少しつっこんで長くしてもらってもいいかなあ」という感じ。全体的には分からないではないけ......
やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))
大自然の中でのびのびと遊ぶ!遊ぶ!遊ぶ! 事件も無く淡々とつづられていく話ですが、 読了して幸せな気持ちになりました。 子供ってこうあるべきですよね! ちょっと昔の北欧の田舎の暮らしぶりというのも......
若きウェルテルの悩み (岩波文庫)
書簡体(手紙風に書かれた)小説です。 なので主人公の感情がとてもよく描写されていて、 読んでいて小説の中に引き込まれる感じになりました。 主人公のロッテに対する尋常じゃない恋愛感情(現代ならストーカ......
ダライ・ラマ自伝 (文春文庫)
本書は、1935年チベット北東部に生まれ、5歳で第14世ダライ・ラマとして即位した人物が、ダライ・ラマとチベットの「真実」を公表するために、1990年に刊行した自伝の邦訳である。チベットは歴史上独......
幼い娼婦だった私へ
前半は著者の少女時代の原体験、後半は人身売買を根絶するための活動が記されている。 少女時代の体験は、すさまじい。物心つかないうちに斡旋宿に売られ、何のためにそこにいるのかも理解できないでいる少女を待......
菜根譚 (岩波文庫)
辛いこがあってもなくても、 いつもここに還ってくる気がします。 ごちゃごちゃした装飾や押しつけがましさもなく、 ただ、淡々と生きること、すがすがしく生きることのみ必要最小限の言葉で語る。 俳句の......
私の名前はキム・サムスン 上
人気ドラマ「私の名前はキム・サムスン」の原作本です。 ドラマとは設定が若干ちがいますが、こちらのサムスンとジノンもテンポのよい掛け合いが楽しいです。サムスンはキム・ソナさんのイメージですが、ジノンは......
私の名前はキム・サムスン 下
人気ドラマ「私の名前はキム・サムスン」の原作本です。 ドラマとの違いは下巻で大きくなりますが、ドラマではジノンの事故後3年の話で、原作では5年後だからだと思います。3年後ならばドラマのようにもがいて......
戦国策 (講談社学術文庫)
他の方も評してらっしゃるように、日頃何気無く使っている故事成語の宝庫であり、戦略戦術を学ぶビジネス書としても十分通用する。 ただ惜しむらくは分量の制約なのか100の故事に絞り込んだところ。 原文と読......
ルーンの子供たち 2 冬の剣 消えることのない血
1巻より面白いですね。 訳者が慣れたのか、私が読むのに慣れたのか、 1巻で感じていた読みにくさは軽減されました。 頁数はまた増えたので、本が重たいです。 島での生活が主ですが、大陸での話も出てきま......
六韜 (中公文庫)
この書は周の文王が太公望という仙人のような人物と出会う所から始まり、文王とその息子武王が太公望に政治のあり方・軍事のあり方を訊ね、太公望が答えるという形式で6巻60章ほどあります。尤も太公望の名を借......
バートン版 千夜一夜物語 第1巻 シャーラザットの初夜 (ちくま文庫)
「まあ、お姉さま、なんと面白いお話なんでしょう。もっとお聞かせくださいませ。」 「いいえ、明日話す話に比べたら・・・」 って感じで夜な夜な、命をかけて、語り始めるシャーラザッド姫の語りに、めくるペー......
封神演義〈下〉 (講談社文庫)
仙界・人界入り乱れての大激戦。 封神台に多くの仙人、武将、文官の魂魄が飛びます。 最後に封神されて神となった人(?)のリストが出てきて 感無量。 いやーよくこんなにたくさん封神したなぁ、またそれをよ......
封神演義〈中〉 (講談社文庫)
中巻では、西岐の姫昌の息子・姫発が、周の武王として殷を倒すために朝歌に向けて進軍します。 仙道側の戦いは、太公望とその仲間たち・十二大仙 VS 朝歌(王朝)軍の太師聞仲+四聖+魔家四将+十天君が激突......
わたしの名は「紅」
600ページ余りの大作。それに見合うだけの濃密さ、と言うだけでは済まされない程の恐るべき、あるいは魔力的とも形容してもいいだろう文章力。しかし未読の方は御安心を。決して難解さや晦渋さは感じさせない。......
ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る
こちらは、ヨーロッパはドイツに留学したマルジの体験と 帰郷したあと、恋愛結婚離婚を経て再びヨーロッパに旅立つまでが 書かれています。 随所で彼女に共感したり色んな意味で驚嘆したり失望したり反発したり......
ペルセポリスI イランの少女マルジ
中東情勢については常に新聞などのメデイアで目にし耳にしますが、 戦闘で多くの人間が死に虐殺も行われていることを知っても 宗教の理解が日本人にとり難しいこともあるし 身近に考えられないという現状がどう......
ルーンの子供たち 3 冬の剣 夜明けを選べ
正直今までいくつか本を読んでみたのですがどれも途中で挫折しかしそんな読者嫌いな私でもルーンの子供たちはあっという間に読んでしまいました内容はとても素晴らしかったこれは語ることができないほどのもので是......
戦争の悲しみ
近世歴史の漆黒の戦争 ベトナム戦争を舞台にした 透き通るような愛の物語 フォンの悲しさは一度読んだくらいでは 汲みあげることはできない 熱帯の木々、湖、列車の中に、いつも二人が通わせてイル熱愛の視線......
阿Q正伝・狂人日記 他十二篇(吶喊) (岩波文庫)
去年、魯迅公園だとか魯迅博物館に行って以来、 読まなきゃと思っていた魯迅。 国慶節で日本に帰っときに、ヨメが買ってきていました。 魯迅の最初の作品集である『吶喊』(とっかん)をそのまま 再現した短......
封神演義〈上〉 (講談社文庫)
WJ同名マンガのもとになった本です。 マンガに面影あんまりないけどww。 訳本は偕成社版→完訳→これ、という順番で読みました。 はじめは安能版オリジナルの設定とアレンジによる完訳等とのかなり?の違......
漢文入門 (岩波全書 233)
昔、学生だったときに買ったものの、正直どうも専門的すぎて、あまり読まずに放ってありました。人に漢文を教える立場になってから、改めて読んでみたら、頷くことばかり。大事なこと、知りたいことにきちんと答え......
三国志〈第5巻〉
気長に、じっくり待ち続けたい三国志です。本作で官渡の戦いを向かえ、今後益々目が離せない展開に期待大です。宮城谷版三国志を読みたい方にお伝えしたいのですが、吉川英治版三国志とは物語の展開は結構違いま......
放課後 (講談社文庫)
乱歩賞を受賞できたのでしょう。前年には魔球で最終予選まで残ってますしね。 はっきり言って、文章、トリックともに甘いです。 特に心張り棒のトリックは代替え品など必要ないでしょう。 構成は破綻がなく、主......
地獄の季節 (岩波文庫)
言語による、世界の破壊、再構築。 意味はわからなくても、ドカーンとぶつかってくるような言葉が必ずあります。 打ちのめされてください。10代の天才詩人 アルチュール・ランボー 1870年16歳でこの......
村上春樹にご用心
本書は、「村上春樹がノーベル文学賞を受賞していたら新聞に掲載されるはずだった文章」とあとがき以外、 すべて内田さんの人気ブログ「内田樹の研究室」の文章の採録なので、日々内田さんのブログを閲覧している......
ゲーテとの対話 上 岩波文庫 赤 409-1
ドイツの芸術家ゲーテと、著者との対話集です。芸術とは何かという限りない創作の迷路を歩く著者に暖かいまなざしと助言を与えるゲーテの言葉に、読んでいて自分が語りかけられているような気分になります。著者の......
シェイクスピアを楽しむために (新潮文庫)
「シェークスピア」という名前は知っている。 代表作のタイトルもいくつか知っている。 でも、その内容はほとんど知らない、という方には最適な「シェークスピア入門書」です。 筆者の書くとおり、訳書ではその......
座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本 (光文社新書)
『ゲーテとの対話』を現在読んでいるが、いまいちピンと来なかったので、本書を読んでみた。本書は、『ゲーテとの対話』と『ゲーテ全集13』より、幾つかの言葉をピックアップし、齋藤氏ならではの解説を加えてい......
リア王 (光文社古典新訳文庫)
3人の娘を持つリア王が強烈なエゴを抱いて無慈悲な行いを末娘に 行うところから、様々な人物のエゴが錯綜し悲劇へと繋がります。 16世紀の作品ですが、その頃から人はエゴに支配された生き物で 数世......
ゲーテとの対話 中 (2) (岩波文庫 赤 409-2)
若いうちに読むべき本としてこの「ゲーテとの対話」があげられるが、たしかにそうかもしれない。お金を稼ぐ身になると、この種の精神論が煩わしくなってしまうのだ。それだけでは生きていけないんだよね、という......
ゲーテとの対話 下  岩波文庫 赤 409-3
ゲーテと交わした日々の会話をエッカーマンが記録した書。特に何か内容があるわけではないのだけれど、日常のひとつひとつへの気配りの仕方それぞれに細やかな神経を感じる。泰然と身構え、自然と人間の調和を常に......
芥川龍之介全集〈1〉 (ちくま文庫)
まず芥川龍之介は全集で読むべき作家です。それは作品の大半が短編で、その創作内容が広いためです。純文学、時代小説もの、王朝もの、切支丹もの、明治もの、児童小説など挙げればきりがありません。そして純文......
誰も知らない「赤毛のアン」―背景を探る
赤毛のアンファンの私は「赤毛のアン」と書いてある本はすべて買ってしまうのですが、、、 この本は読んでおいて損が無いと思いました! やはりアンにかかわることはすべてを知りたいのです、、、 カナダに......
やさしいダンテ〈神曲〉
「ギリシア神話を知っていますか」から続く、阿刀田高氏のヨーロッパ古典シリーズ(「アラビアン・ナイト」「コーラン」の巻もありますがおおむねこれ)最新刊です。次は何かなぁ…と思っていたら、ついに来ました......
「赤毛のアン」の生活事典
「赤毛のアン」は、百回以上読んでいると思います。けれども、この本に出会ってから読み返した一回で、それまで百回読んだより多くの感動を得る事ができました。 著者がいかにアンやプリンス・エドワード島に......
週刊司馬遼太郎―土方歳三血風録/永遠の竜馬/信長のみち/「功名が辻」の世界 (週刊朝日MOOK)
週刊朝日の連載記事をたまたま見かけて、買ってみた。 司馬は取材のために全国各地を訪れ、竜馬や信長が通った道を丹念に歩いて、作品のリアリティを構築していった。本書は、その取材の航跡を追いかけるように......
赤毛のアンに隠されたシェイクスピア
作者モンゴメリに対し、新たな尊敬を呼び起こす作品。 題名からもわかるように、『赤毛のアン』の中に引用されているシェイクスピアを、隅から隅まで説明してくれている本です。読み進めていくうちに、シェイクス......
ドストエフスキーの詩学 (ちくま学芸文庫)
バフチンはこの本で、ドストエフスキーの詩学、つまり芸術形式を分析しています。 ドストエフスキーの文学は、作者に立派な一人格として認められた人物たちの声が、 多声的に対立し合っています。そして、それ......
漱石の思い出 (文春文庫)
”実家に帰れ”、”離縁する”。腹立ち紛れに時に暴力をふるう夫と、静かにしかし頑固に居直る妻。漱石にとって鏡子夫人は、憎らしくも頼もしい、肝っ玉かあさんだったのかな。出て行けと叫びながら、7人もこども......
子規365日 (朝日新書 127)
正岡子規を知らない方はいないと思います。朝日新聞に連載されていた 時から朝は子規を読んでいましたが、一日一ずつ俳句を読むのはすばら しい事だと思います。 福引きのわれ大いなる物を得たり ......
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
文体は饒舌で情緒的、観念的。登場人物は歓喜し絶望し冷笑し絶叫する。その感情の起伏はジェットコースターのよう。 あらすじ的には父親殺しを巡る推理劇と言えなくもない。しかし、メインプロットとはどうみて......
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
フェラポント神父に始まり、スメルジャコフやスネギリョフ大尉などカラマーゾフを固める役者達が続々登場する。エピソードを通じて詳細な人物像が浮かび上がる。でもこの時点では、これが後半どのようなことに結......
罪と罰〈上〉 (岩波文庫)
すべての人間が、「凡人」と「非凡人」にわかれる・・・凡人は、服従を旨として ・・・非凡人は、・・・かってに・・・を越える権利を持っている。 『ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ』、どこか親近感......
罪と罰〈下〉 (岩波文庫)
主人公ラスコリニーコフは、自惚れやで執念深く、ヒポコンデリーの症状のある男であり、 自分自身そのことに気づきながらも、自分には「しらみ」のような他の人間にはない「人間」 たる何か(例えば、世の立法......
罪と罰〈中〉 (岩波文庫)
ポンポン話が進んでいく。 おもしろい。 見ていて(読んでいて)非常におもしろく すぐに残りのページが無くなっていきます。 ドゥーニャとラズミーヒンが恋に落ちるの かと思いましたが、勘違いでした。 ......
カラマーゾフの兄弟 下  新潮文庫 ト 1-11
ドスト氏は、期待していた。アリョーシャがキリストの似姿として読者に読まれることを。私のおぼろな記憶が確かならば、物語の最後のほうで、アリョーシャが子供たちに囲まれて、何か語る場面があったはずだ。そ......
カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)
中巻は、おおきくわけて二部ある。一つは、ゾンマ長老の死にあたって苦悩するアリョーシャ、そして二つ目は、ドミトリーの破局(完全にそうなのかは下巻を読まないとわからないが)である。 ゾンマ長老の死に......
カラマーゾフの兄弟 上 新潮文庫 ト 1-9
今、この小説の5度目の再読中。世界の文学作品中、真に読み継がれていくべき名作の1つであり、途中で止めるにしても、まずは読み始めてみることをお勧めします。読み進める中で、魅力的な登場人物達の各シーンで......
存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)
プレイボーイで外科医のトマーシュと田舎娘で一途で不器用なテレザの愛の物語である。純粋な女性が浮気ものの男に悩ませられ、つくして苦しみような話に思われるかもしれないが、実際は皮肉なことにトマーシュのほ......
イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)
悟りとは無関係な普通の生活を送っている人が、自分の本質に気づきえるだろうか、という可能性を探った本だと、どこかで解説されてあったと思いますが、 単に気づきを探っていただけでなく、そこからもう一歩、肯......
新訳 チェブラーシュカ―ワニのゲーナとおともだち
アニメの方は見ていても、本は読まないままでいましたが、書店で見かけて思わず手にしました。アニメでは、いじわるなお婆さんの登場が、どうも良くわからなかったのですが、これで納得。ロシア女性による挿絵がま......
トルストイ民話集 イワンのばか 他八篇 (岩波文庫)
トルストイは後期になると、身分に関係なく分かりやすく伝えることができる文体を大切にした。それゆえ後期トルストイにとって「アンナカレーニナ」や「戦争と平和」は不要な部分があまりに多く、分かりにくく、肯......
ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)
私たちの生活は、たとえば南極の氷山のようなものらしい。 水面に出ている一角だけでは、水面下の様子はわからない。 冴えない小説家ヴィクトルの生活は、ペンギンの訪れが直接の原因ではないにしろ、なにかし......
鼻/外套/査察官 (光文社古典新訳文庫)
亀山先生の「カラマーゾフ」新訳をきっかけとしてかどうか、俄然ロシアのねくら文学の面白さが再評価されつつある。「カラマーゾフ」でもわかるように、ロシア文学というものはもともとこんなに面白かったのだ。......
砂漠の惑星
物語自体は、消息を絶った船の行方を捜すために、未知の惑星に降り立った主人公たちが惑星を支配する未知なるものと遭遇するという話で、地味な感じがします。 派手な戦闘シーンもあることはありますが、どちらか......
ドストエフスキーの詩学 (ちくま学芸文庫)
バフチンはこの本で、ドストエフスキーの詩学、つまり芸術形式を分析しています。 ドストエフスキーの文学は、作者に立派な一人格として認められた人物たちの声が、 多声的に対立し合っています。そして、それ......
ロボット (岩波文庫)
機械が心を持って、やがて人間に対してロボット自身の判断で立ち向かうことになる一連の過程。「ロボット」という言葉が著者によって生み出された時点で、ここまでロボットの本質を想定している想像力には単純に驚......
戦争と平和〈4〉 (新潮文庫)
他のレビュアーさんも指摘しているところだが、巻末の長ったらしいエピローグには辟易した。正直、何が言いたいのかよくわからないし、これほどのページを費やすほどの内容があるとも思えない。 小説自体は非常......
戦争と平和〈1〉 (新潮文庫)
2001年の9・11テロ以後、私は、不意に、自分が歴史の中に生きて居る事を意識する様に成った。私だけではない。私は、私の知る、或る元左翼活動家の人物が、9・11テロの後、生まれて初めて、自分が歴史......
戦場のピアニスト
映画でみて なんて鳥肌のたつピアノ演奏なんだ!!と思ってました。 東京国際ブックフェアで発見して購入!! 内容は 同じだけど本ももってると オレは一味違うぞ!という気分になります! 先に映画を見......
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
最終巻の一歩手前。 ヴォルデモート卿の復活が公にされ、世界の状況はますます暗くなりますが、 この巻では、ハリーの物語は学校内に戻り、たんたんと進んでいきます。 薬学の授業でハリーがハーマイオニーを......
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
文体は饒舌で情緒的、観念的。登場人物は歓喜し絶望し冷笑し絶叫する。その感情の起伏はジェットコースターのよう。 あらすじ的には父親殺しを巡る推理劇と言えなくもない。しかし、メインプロットとはどうみて......
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
宝物を探しに行く少年の話。この少年に自分を投影して読み進めた。 人間とは世界とは何かを改めて考えさせらる。自分の夢を追って一生懸命に生きていきたいと思い起こす事ができそう。仏教徒の私だが共......
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
フェラポント神父に始まり、スメルジャコフやスネギリョフ大尉などカラマーゾフを固める役者達が続々登場する。エピソードを通じて詳細な人物像が浮かび上がる。でもこの時点では、これが後半どのようなことに結......
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
文句なし、クリスティの最高傑作。 「アクロイド」や「オリエント急行」は正直ズルイと思うが、本作は、とにかくわけわからないまま、圧倒的なサスペンスで最後まで引っ張ってゆく。動機の「いくらなんでも」ぶり......
ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
『読み易さ』。とにかく読み易く、あまり本を読まないという10代後半の学生さんには是非とも一度は読んでほしい。難しい言葉も使われていない為、無駄に頭を使うことなくすんなりとストーリーにワープすることが......
モモ (岩波少年文庫(127))
児童向けの本とあるが、大人が読んでも学ぶことが多い本だった。何のために時間があるのか、時間を節約することでいったい何を得るのか、1976年に発表された作品にも関わらずまさに現代社会が悩むべき病気をテ......
ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス
内容はともかく、翻訳のかんけいからか読みにくいです。ストーリー仕立てだから無駄な話しも多い。TOCの考えを思考プロセスに展開しています。 前作にも仄見えていましたが、 ここでまとまったということで......
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
私は、村上訳シリーズ(?)を読みました。出版順ではなくて 「ロング・グッドバイ」「ティファニーで朝食を」に続いて三冊目です。 フィッツジェラルドを初めて読むわたしにとって、彼特有の秀逸な言い回しに......
結婚の謎(ミステリー)
ベストセラー作家の勝間和代さんの2冊で、おすすめ書籍として紹介されていたので、 読んでみました。 著者はアメリカの精神科医が書いたもので、そこに夫婦生活に悩みをかかえた人が来るという話です。 結婚......
普及版 モリー先生との火曜日
著者のミッチ・アルボム氏はブランダイズ大学を経て、コロンビア大学大学院でジャーナリズムを専攻した、人気のスポーツ・コラムニストである。 ある時、大学時代の恩師である、モリー・シュワルツ先生を偶然テ......
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)
1巻から流れるように読んでいたのに、この巻に来ていきなりスピードダウン。この巻では、思春期、成長期のゆれる心理状態や、安全地帯だったはずのホグワーツという環境が目まぐるしく変わる中で一生懸命にもがき......
百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))
レビューに触発されて買ってしまいましたが、なるほどこれは確かにすごい。 文学、音楽、絵画、映画、建築…とあらゆる芸術体系がありますが、この作品は「文学が可能な芸術表現の極み」に達しています。文学って......
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)
報道番組を事実のように観るのは愚かだ。 それは悲劇のほんの一場面を切り取っているに過ぎない。 ジム・ロジャーズのように世界中を旅して 自分の目で物事を見てみないことには本当のことはわからない。 とは......
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
小説形式で、プロジェクトがなぜ締め切りどおりに進まないのか、対処はどうしたらいいのかを教えてくれる良書。TOCに興味がある人にはお勧めの本。 MBAの授業形式をとっているので、MBAを持たない僕にも......
神曲〈1〉地獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
言わずと知れたダンテ作『神曲』。本文庫はその第一部となる地獄編である。 物語の筋としては、森に迷ったダンテがウェルギリウスをガイドに地獄を見て回り、今後煉獄と天国へも行く予定、 というただそれだけの......
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 携帯版
なんといっても、アズカバンの囚人では、 脱走犯にハリーが命を狙われているという話と、ハグリッドの魔法生物の話がメインです。 もちろんクディッチの優勝のゆくえも気になります。 それと、後半でハリーの......
罪と罰〈上〉 (岩波文庫)
すべての人間が、「凡人」と「非凡人」にわかれる・・・凡人は、服従を旨として ・・・非凡人は、・・・かってに・・・を越える権利を持っている。 『ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ』、どこか親近感......
隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
内容は陰湿で嫌〜な本ですが、とにかく読ませます。 本を読んでいるだけなのに、何故かこちらまで罪悪感が溢れてきます。 これを読んだ後には姉妹作(?)の「地下室の箱」をどうぞ!怖い怖すぎる・・・ 読み......
冷血 (新潮文庫)
1959年11月15日深更、カンザスの片田舎で起きた一家四人惨殺事件。事件発生以前から犯人の絞首刑までを綿密に再現したノンフィクション・ノヴェルである。 1965年に発表された作品だが、カポーティは......
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